PAD(RPA)とは

PADは、Power Automate Desktopの略称で、RPAツールの一つです。 2021年3月よりMicrosoft社が無償で提供することになり大変話題となっています。 RPA一人1台時代幕開けのきっかけとして、日本社会の生産性向上や働き方改革に寄与する変化をもたらそうとしています。

そもそもRPAとは…

RPAとは「Robotic Process Automation」の略称で、これまで人が作業していたパソコンの中で実施している定型業務を、人間に代わってロボットが行ってくれる、というものです。 これまで国内では「WinActor」や「UiPath」といったRPAツールが大きくシェアを獲得してきました。

RPAを導入する価値

これまで人間が行ってきた定型業務をロボットに代わってもらえることで、人間が人間にしかできない業務に集中できるようになる、というのがRPAを導入する最も大きな価値と言われています。 また、それ以外にもヒューマンエラーの削減、コストや残業時間の削減といったことから働き方改革の一環として導入される会社もあるようです。 私の場合も、それまでやっていた経理業務や労務業務をRPAで自動化したことで、採用やマーケティングの施策の検討といった、より付加価値のある業務に多くの時間を当てられるようになったっと同時に、手作業によるミスや残業時間を減らすことができました。

但し、導入には障壁も…

RPAは、導入すると決める、だけで導入が成功するわけではなく、RPAでのロボット構築の手法を学び、どのような業務を優先的に自動化すべきか考え、通常業務の時間の合間を縫いながら自動化を行っていきます。また自動化後もメンテナンスをしたり新たな業務を自動化したり…と継続的な努力が必要です。 ちょっとした技術的な不明点が、大きな障壁となり、一切ロボット活用が進まなくなることもあります。むしろ中途半端に自動化をしてしまい、逆に大変なだけだった、といったことになりかねません。 私もこれまで、数多くの障壁に苦しめられながらも継続的な努力を重ね、自身のチームの業務時間のを70%以上を削減することができました。 現場導入に苦労した私だからこその視点を踏まえ、この経験をぜひ皆さまのお力になりたく、一人でも多くの方に当社サービスを提供したいと考えています。