Power Automate Desktopとは、Microsoft社が提供するRPAソフトです。
PC上のあらゆる作業を自動化してくれるとして話題のRPAですが、ソフトによって価格もまちまちで、中には年間数百万円するものも。
実際に使ってみようと思ったものの、「金額が高すぎて手が出せない!」ということもあると思いますので、価格は一番気になるところだと思います。
本記事ではPower Automate Desktopの価格について、使える機能も含め出来るだけ詳しく述べていきますので、最後まで読み進めていただけたらと思います。

Power Automate Desktopは無料で使える!

Microsoft Power Automateは、主にWeb上でAPIが用意されているサービスを自動化する「クラウドフロー」というクラウドアプリケーションを自動化する機能と、PC上のあらゆるアプリケーションやWebブラウザ操作を自動化する「デスクトップフロー」の2種類あります。
Power Automate Desktopは後者のデスクトップフローにあたり、Microsoft社のアカウント(個人、または学校・組織)があれば基本無料で使うことが可能です。
クラウドアプリケーションと通常のアプリケーションの違いは、「Excel Online」と「Excel」の違いのようなもので、日常の計算業務で使うExcel作業やシステム入力、各種ブラウザを使った操作など、PC上の作業を自動化するRPAの機能は、Power Automate Desktopで問題なく使用することができます。

無償版と有償版の2つのプランがある

基本的なRPAソフトとしての作業をする分には無償で使えることがお分かりいただけたと思いますが、Power Automate Desktopは有償版もあり、上記で述べたPC上の作業を自動化する機能に加え様々な便利な機能を追加することも可能です。
本記事では有償版の機能についても述べていきたいと思います。

有償版でできること

フローの共有

Power Automate Desktop有償版では、複数人でフローを共有することが可能です。
無償版ではコピー&ペーストによりフローを配布することはできますが、常にフローを共有することはできないので、都度修正があった場合には再度修正したものを配布するなど手間もかかります。
複数人でフローの修正を行う場合などは、有償版を使うことでそういった手間を省くことができますのでおすすめです。
ちなみに、複数人でのMicrosoftアカウントの使用は禁止されておりますので、絶対に行わないでください。

クラウドフローとの連携・自動実行

Power Automate Desktopは、画面を開いて実行ボタンを押すなど基本手動での作業しか対応していませんが、クラウドフローと連携することにより自動実行することが可能です。
例えばメールを受信したらスケジュール実行を行うことや、OneDriveが更新されたら何かの作業を行うなど、特定の条件をトリガーにPower Automate Desktop のフローを自動実行するようなイメージです。
他にもTeams受信など、フロー実行のきっかけとなるトリガーはたくさん用意されています。
メール関連だけでも、「イベントが追加、更新、削除されたとき」「メールにフラグが設定されたとき」「自分をメンションした新しいメールが届いたとき」など種類はたくさんありますので、連携させることでPower Automate Desktopの自動化範囲の幅はかなり広がります。

クラウド版Power Automateとの接続

Power Automate Desktop有償版で作成したフローは、自動的にPower Automate上に保存されます。
実行履歴がリアルタイムに確認できるのはもちろん、アクションの実行時間やエラー箇所、エラー発生時の画像など確認することができます。
エラー発生時の画像については、エラー発生時に自動的にスクリーンショットされたものが保存されますので、エラー箇所をより特定しやすくなり非常に便利ですよね。

フローの保存先

Power Automate Desktop無償版を利用している方の保存先はOneDrive上に保存されるため、OneDriveを普段から使用していて、保存先容量が不足していると保存することができないため注意が必要です。
Power Automate Desktop有償版をご利用される方は、250 MB のデータベース容量 と 2GB のファイル容量が、ライセンス毎に付与されます。

有償版の価格について

プランについては、「①ユーザごとのライセンス(ユーザごとのプラン)1,630円/月額」、「②ユーザごとのライセンス(アテンド型のRPAユーザごとのプラン)4,350円/月額」、「③フローごとのライセンス(フローごとのプラン)10,870円/月額」の3つのプランがあり、プランによって使える機能が変わってきます。
Microsoft社のHPは英語で説明しているものが多く、翻訳も機械翻訳されたものが大半で意味がよく分からず、「結局どのプランを使ったらいいの」というところだと思いますが、簡単に言うと、フローを無制限に作って保存したいという方はまず①を、それ以上のトリガー機能などを使いたい人は②以上を契約するイメージでいいかと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
無償版では一部使える機能が制限されるものの、RPAソフトとしての機能の大半を使用することができます。
有償版の価格も決して安い金額とは言えませんので、まずは無償版で身の回りの簡単なPC作業を自動化していただき、一通りのPC作業の自動化ができるようになった後有償版をご検討いただくことをおすすめします。