以前「RPAツールの種類:デスクトップ型・サーバー型・クラウド型の違いとは」の記事を紹介させていただきましたが、「デスクトップ型」「サーバー型」「クラウド型」RPAツールの3つの種類には、選び方によって適したものがあります。
ここでは選定した理由と共に、シチュエーションに合ったおすすめのRPAツールの種類について説明いたします。

内部でカスタマイズしながら使用する場合→サーバー型RPA

サーバー型RPAは独自のサーバー上でRPAロボットを実行するため、RPAを使用できるスタッフがいる企業は柔軟にカスタマイズできます。業界の声をしっかりと取り入れながら、自分の仕事を自動化することができます。

導入コストを削減したい場合→デスクトップ型RPA

デスクトップ型RPAは、ソフトウェアが社内PCにインストールされるため、比較的安価にインストールできます。また、個別または部分的に打ち上げることができ、初期費用が安いため、スモールスタートにも適しています。

部門間の作業効率を向上させたい場合→サーバー型RPA

サーバー型RPAは、デスクトップ型RPAと比較して大量のデータを処理できます。これにより、複数の端末で処理が可能なため、実行できるようになります。これは、RPAロボットを大規模かつ複数の部門に展開する場合に役立ちます。
さらに、RPA環境を内部で自由に構築および開発できるため、非常に柔軟性があります。

Webブラウザでの操作を自動化する場合→クラウド型RPA

クラウド型RPAは、基本的にWebブラウザーでの操作の効率を向上させることに限定されているため、Webでの操作を自動化する場合に推奨されます。 GoogleやYahooで情報を検索するような作業も、RPAロボットによって保存および実行できます。
多くの場合、RPAロボットを採用する時間とコストを削減でき、ポイントは簡単に実行できることです。

機密性の高い情報を処理する場合→デスクトップ型RPA、またはサーバー型RPA

企業内の個人データや機密情報の処理をRPAロボットに置き換えたい場合は、デスクトップ型RPAまたはサーバー型RPAをお勧めします。

先に説明したように、クラウド型RPAはインターネットに接続するため、セキュリティリスクが高まります。ただし、専用PCを用意しない限り、デスクトップ型RPAはセキュリティの面で強力とは言えません。デスクトップ型RPAで機密性の高い情報を扱う場合は、専用のPCを用意することをお勧めします。

エンジニアが不在の場合に導入する場合→デスクトップ型RPA、またはクラウド型RPA

内部でカスタマイズ可能なサーバー型RPAは、自由度が高く、作業効率を柔軟に向上させることができます。ただし、プログラミングスキルに強い人材が必要です。

したがって、デスクトップ型RPAまたはクラウド型RPAは、情報システム部門を持たないケース、IT人材に不安を持つベンチャー企業に推奨します。これらのRPAロボットを使用すると、知識の少ない人でもユーザー主導で簡単に導入・操作でき、各部門が独立して作業を自動化することが容易になります

まとめ

いかがでしたか?
「最適なRPAの選び方」を紹介させていただきました。RPAツールを選択する際には、導入後の活用イメージを具体的に把握し、「デスクトップ型」「サーバー型」「クラウド型」から自社に最適な製品を選択しましょう。
弊社では様々なRPA導入サービスを展開しております。
お客様に合わせてカスタマイズも可能ですので、ぜひお問い合わせください。